燃料・エレルギー・石炭
植物の微化石には花粉・胞子・植物性有孔虫などの
殻、車軸藻類の生卵器などがある。
また、イネ科植物などの葉につくられた珪酸体のような、分解耐性があり一定の形状をとる生物起源物質などもある。
微化石は、生産量が多く、地層中の時間的・空間的分布も広いので、環境変化や時代決定、地理分布の検証などの指標にしやすい。
形態を研究するためには、化石を含む資料から酸などの化学処理によって周囲の岩石や鉱物を除去し、光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察するのが一般的である。
石炭は古生代の植物が完全に
腐敗分解する前に地中に埋もれ、そこで長い期間地熱や地圧を受けて変質したことにより生成した物質の総称。
見方を変えれば植物化石でもある。
石炭は古くから燃料として使われてきており、特に産業革命以後20世紀初頭まで最重要の燃料として、また化学工業や都市ガスの原料として「黒ダイヤ」・「黒いダイヤ」・「黒の宝石」等と呼ばれていたが、第一次世界大戦前後からカロリーが石炭の2倍ある液体燃料の石油に艦船燃料が切り替わり、戦後中東で大量の石油が採掘され1バーレル1ドルの時代を迎えると産業分野でも石油の導入が進み西側先進国で採掘条件の悪い坑内掘り炭鉱は廃れた。
しかし1970年代に二度の石油危機で石油がバーレル12ドルになると、産業燃料や発電燃料は再び石炭に戻り、米国やドイツや中国などでは、石炭は現在も最も重要なエネルギー源である。
ただし、日本では豪州の露天掘りなど採掘条件の良い海外鉱山で機械化採炭された安価な海外炭に切替わり国内炭鉱は復活しなかった。
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